はじめての DSLR

初 DSLR で D90 を購入。とりあえず、AUTO, Flush なしで、いろいろとってみた。

デフォルト(?)の画質、出力フォーマットで、1枚 3MB 位の JPEG になる。

昼間の明るい所から、夜までいろいろとる。やはり光が少なくなると、シャッター速度がとても長くなり、まともな絵にならない。もちろん、三脚はまだ持っていない。

レンズは、正直3つのレンズキットで、どれがいいのか判断はつかなかった。口コミなどを適当に見て、中間の 18-105mm にしておいた。付けたときの見た目も一番いい感じだったし。18-200mm だと、いくらか大きいし、そこまでいらないかなと思っていた。レンズ自体に手ぶれ補正 (VR) があるらしいのだが、仕組みは何ともわからない。レンズには VR と Auto Focus の ON/OFF Switch があるが、どちらも ON で当分大丈夫だろう。

レンズの最初の取り付けで、若干焦って、のろのろしてると埃が入ると余計焦った。何の事はない、接合部の金属が見えなくなるまですっぽりとはいるのかと勘違いしていたが、そうではなかった。マミュアルを見ながらやり直すと、しっかり止まった。しかし、汚したりしたら、それなりの掃除の仕方とかあるんだろうとは思いつつ、まだ調べていない。広角側、望遠側という言葉にピンと来ていなかったが、絵が大きくなる方が望遠側で、その反対が広角側。望遠側ではレンズが前にのびる。広角側はホントに広角なのかと最初は思っていたが、片目のおおざっぱな視野に比べれば広いし、狭い所でファインダーをのぞいても思ったより画面に収まっていたりするし、建築物の直線部分のゆがみから見ても確かに広角なのはわかってきた。そうすると、35mm レンズの 50mm という、基準になる物が、このレンズでどこになるのかが気になってきた。なるべく歪まない所を知りたいから。何か、計算しないとこれは出せない値なのだろうか。

倍率の 5.8倍というのも、最初はそれなりに頼もしくも思ったが、高そうな望遠レンズで撮影している人を見かけると、もう少し倍率があっても良さそうな気がしてきた。18-200mm のレンズは定価で11万、安売りで5万程度、評判もいいらしい。気になる。将来、後継機の D7000 とかを買うのであれば、おそらく使い回せるので、買っておいてもいいのかもしれない。

レンズフードはものものしい気もしていたが、レンズの保護の意味では頼もしいので、付けっぱなし。最初付け方に戸惑ったが。レンズカバーが付けにくくなるけど、レンズカバー自体頻繁につける必要もなさそうなので、問題ないだろう。AF 補助光を使う時(暗いと勝手につくのが初期設定)はレンズフードは付けない方がいいようだが。

暗い場所で撮影すると LCD に表示されるプレビューが妙に明るいのが気になった。大きなレンズでたくさん光を集めてるからなのか?これは露出補正(+/-ボタンとメインコマンドダイヤル)を -1.0 などマイナスにすると暗めになる。夜景のときなど、黒い部分を黒くしたいときなどに使えそう。戻す事を忘れずにしないといけない。

画面上でフォーカスをあわせたい物の手前に物があると、そちらにオートフォーカスがピントを合わせてしまう事が時々あり、オートフォーカスモードの変更を学んだ。多くのモードの初期設定は11点から自動的に設定する。メニューから、対象となる点をひとつにできるので、それを使用するとうまく行くようだった。その場所も変更できるようだが、まだ試していない。

M, A, S, P のモードはほとんど使えていない。ある夜景の取り方に関する Web 上のやり取りで、A で絞りを F8~11 位でというアドバイスがあり、少し調べてみる。絞りの値はレンズの明るさが基準になるらしく、明るさの違うレンズや、範囲がある場合にはややこしい事になりそうだ、18-105mm のレンズキットのf値は 3.5-5.6 なので、3.5 を基準にすればいいのか? 絞らないと(F値が小さいと)被写体深度が小さくなり、周りがぼけやすく、絞ると被写体深度が深くなり、ピントの合う範囲が大きくなる。A は絞り優先モードで、奥のサブコマンドダイヤルをシャッター半押しの状態で操作して変える。それに応じてシャッタースピードが変わる。表示上、シャッタースピードが 125 の様になっているのは 125 分の 1 秒という意味だろう。数字を小さくしていくと 1'' という表示になり、ここからは数字が大きくなる。'' がつくのは実際の秒数('は分"は秒)で、このレベルになると三脚なしでは無理。S はシャッタースピード優先で、シャッター半押しで、手前に位置するメインコマンドダイヤルで操作する。滝や、水の流れなど、短時間で変化する物をとらえるには '' の無い大きな数字にすれば良いはず。M は絞り、シャッタースピードの両方を手動で設定することになる。P は両方を制御してくれるが、AUTO との違いが今ひとつわからない。
A は Aperture の略か。

晴れた昼間で AUTO で 1/200 F14 位になる。シャッタースピードの範囲は 1/4000 から 30''. 絞りの範囲はレンズ依存。18-105 のレンズキットなら、3.5 あたりから、それより大きい値で、数字が大きくなると光が絞られる。

優先モードでは指定しない方の数値が変わるが、これは ISO 感度にも左右される。通常で、200 から 3200 程度まで変えられる。フィルムと同じで、数字が大きいと感度が上がり、少ない光でもとれるようになる。特性がよくわからないが、やはり ISO 値が大きいと荒くなる傾向があるらしい。

bulb と行って、本当に長時間露出する事もできるようだ。ヒルズで見かけた、カメラを置きっぱなしにして放置して夜景を撮ってた外人の兄ちゃんはこれやってたのかな? その日は少しかすんでいたけど、富士山に落ちる夕日が良かった。写真はそのしばらく後の新宿方面。


とある知恵袋サイトでの星空の取り方:
ISO 800~1600, 三脚に固定、絞りは解放、フォーカスはマニュアルにして、無限遠に、シャッタースピードは bulb に。リモコンでシャッターを切り、数十分後解除。リモコンがないと、ずっと押してないといけない。

AUTO しか知らないときには星空に向けてもシャッターが切れず、どうした物かと思ったけど、このやり方で、ぶれてはいるけど、オリオン座が撮れた。三脚欲しくなっちゃうな。なるべくかさばらないやつ。あと、リモコンも。

Velbon, 三脚のメーカーらしいけど、とりあえず URL をメモ。
http://www.velbon.com/jp/catalog/products.html

マニュアル、バルブ、絞り解放、ISO1600、露出5秒で撮れたオリオン座。

D90 はオートのホワイトバランスが良くないという話もある。確かに室内で撮ったり、日が落ちた直後の色味は、こんな色に映るんだってことはない事はない。色温度の基本を叩き込んで、マニュアル設定するのがいいのかな。

押さえきれてない機能は数々あれど、最初目移りしたα55に比べると派手な機能は少ないものの、基本性能はしっかりしてる感じ。