iPod Touch ソフトウェアアップデート

先日アナウンスのあった iPod Touch のソフトウェアアップデートと入れてみた。なぜ、$20 もとるのか、まぁ、これくらいならと思いつつ。

Vista 上の iTunes からソフトウェアアップデートを選ぶとまず iPod Touch のソフトウェアを同期して確認するように言われる。そうしてみると iPod Touchファームウェアの更新がかかる 1.1.3 になる。この部分は無料。

その後、再度ソフトウェアアップデートを選ぶと購入、ダウンロード、同期で完了。数分いろいろやっているようだったが、スムーズに完了。メインスクリーンでメール、株価、マップ、天気、メモが増えている。

メール:
最初に起動するとアカウント追加のダイアログが出て Yahoo Mail, Gmail, .mac, AOL, その他から選べるようになっている。gmail しか持っていないので選択してアカウント情報を入れる。その途中で gmail 側での設定を忘れていた事に気づく。gmailimap 対応が発表されたとき、なぜか imap の設定が管理画面で出ていなかったので、日本語 UI のユーザーには未対応なのかと残念だったが、今みてると設定できるようになっていて、丁寧に各種クライアント用のセットアップ方法も書かれている。gmail 側では送信、受信ともにクライアント側で SSL を有効にするように書かれている。Touch 上の設定では特に SSL に関する設定はなかったが、自動的に設定してくれているようである。先に進むとほどなく使用できるようになった。画像をはった HTML メールも Touch の Safari の様な感じでズームしたりできる。

株価:
日本市場には対応していないが、日本市場で注目している株はないので個人的には大丈夫。興味のある会社の株価動向をさっと確認できる点では良いのではないかと思う。

マップ: 
Google Map の主要な機能を専用アプリで実現している。指でスクロールできるし、日本指のピンチング?で拡大縮小もできる。YouTube やいくつかのアプリもそうなのだろうが Safariコンポーネントを利用してるのかな? 専用 CSS があるのか、はたまた xhtml を加工しているのか。既存のサービスを使いやすい専用ソフトで提供するのは小さなデバイスではいい方法だ。

天気:
デフォルトでは Apple 本社のある Cupertino が表示されている。日本の都市もアルファベットで入力すれば表示可能。
 
メモ:
閲覧主体の iPod Touch に自身で文書を持てる事は良い。UI はアメリカでよく見かけるメモ帳みたいな感じ。テキスト編集ができるようになるととたんにカット&ペーストができないのが不便に感じる。(知らないだけ?)それと PIN で Touch 自体にセキュリティはかけられるけど、文書レベルでもかけられるようになるともっといいかな... SDK が出たら、挑戦してみるか?

メインスクリーンでの配置変更も難なくできた。

Touch を持っていたからすぐに体験できた事だけど、Apple というか Steve Jobs はうまい。すごいのをデモしてみせて、すぐにユーザー自身が体験できて二度感動というのはすごく心に残る。

SDK 早く出ないかなー。いいですよ、Objective-C しか使えなくても。頑張って勉強します。あとは iPod Touch 用の java だな。Touch のスペック的には小さな java アプリであれば Mac OS X 用の JVM でいけそうな気がするのだが... でも dynamic compiler のローレベルは macro assembler なので x86 用のものは動かない。ARM 用に作り直すとすると、ちょっと大変かな...